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  • 執筆者の写真co-ttie

義理チョコ…


バレンタインデー終わりました。


最近は

義理チョコの存在が薄くなりつつありますが…


特に今年は

日曜日と、リモートなどが重なって


義理チョコをあげなくてすむ!

若干喜びが混じった声を

聞いたりもしましたね。


あげる方も

仕方なく…まさに義理…


でも


もらう方も

別に欲しくない…

という方も結構…


もう

自然になくなっていくのかもしれませんね


大体

「義理チョコ」って


「義理」ってなんか失礼じゃないですかね…


私が子供の頃は

義理チョコが飛び交っておりました。


私は義理チョコ絶対あげない派…


男の子達は

もらったチョコの数を

言い合ったりしていました。


義理チョコ…

しかも、

ファミリーパックの

大袋のお菓子1個…


それも数に入れるんかい!


内心

冷めた目で見つめる

かわいくない子供でした。


ま、

どんなチョコでも

「もらったチョコ」に間違いないですけどね。


立派な1個です。



OLをしていた頃

(OLって今は言わないですね。失礼しました。)


今から25年位前になりますが


そう

一昔まえです。


会社内で

有無を言わさず

義理チョコの習慣がありました。


義理チョコを、強制させられるって…

どうなの??


多少腑に落ちない部分も

ありましたが


なにせ

新入社員…

従うしかない立場


同期の子は猛反発しておりました。


私は

幸い上司に恵まれ


あげるのに

抵抗を感じずに済みました。


因みに

あげたのは

常務と社長…


そのお二方だけでした。


あ、

もう一人

社長の運転手を兼ねていた方…


確か

その三人でしたね。


常務は

その会社の中で


唯一というか…

尊敬できる

大変貴重な方でした。


社長は

とても人望が厚く


かなりやり手で

会社を成長させていかれたそうですが…


私が入社した時には


もう

一見かわいいおじいちゃん…


若い頃は

凄く威厳もあり


全然別人のようなお写真も

拝見しましたが


実際

現実

目の前にいらっしゃるのは

かわいいおじいちゃん…


会社の取引先や

お客様を招待しての

展示会が年に2回位あったのですが


なんでか

私は社長と共に展示会場へ


しかも、

運転手付きの

大きな

真っ黒いベンツ!


もちろん

私は

初ベンツ!


いや~


何も詳しくない小娘の私でも


なんだこの乗り心地は!?


非常に快適なのですが

なにぶん乗り物酔いが激しい私は


とにかく酔ってはいけない。


それが最優先事項でしたので


隣で色々話しかけてくる

社長への受け答えもそこそこに


酔わない為には寝るしかない!


寝ました。


行きも

帰りも…


運転手のおじさんも

びっくりしたでしょうね…


社長を無視して寝るなんて。


しかも

新入社員の小娘が


後部座席の社長の隣?


助手席でしょ!


私も

学生の時に

秘書実務という授業を受けておりましたので


そのくらいの

知識はございます。


でも

後ろに乗りなさいと言われたので…

仕方なく…です。


会場に着くと


商品の搬入やら陳列やら

忙しく働いていらっしゃる社員の方々が


一斉に花道を作るように

両サイドに整列し


その真ん中を

社長が

「やあやあ お疲れさん」と

歩いて行くわけです。


両サイドの

部長や所長や社員さん達は


頭を下げて社長をお通しします。


まるで

極道の親分です。


そして

その親分の後ろに

小娘のわたしが続きます。


部長達が頭を下げている花道を

私が歩いてしまうのです…


明らかにおかしいですよね。


社長が色々な人に挨拶をしてまわって


私も受付の仕事をして


でも

社長が帰る時には


「おい、帰るよ」

と呼ばれて


私は仕事を引き継ぎ


社長と共に


黒塗りのベンツで帰還…


もちろん

帰りの車中も

寝させていただきました。


とんでもない小娘でした。


製菓学校に行く学費を貯めるために働く

貯まったら辞めさせていただく…


面接ではっきりそう言ったにもかかわらず

雇って下さったその会社には

感謝しております。


今はもう

なくなってしまいましたが…


色々な経験をさせていただきました。


懐かしい…

久しぶりに思い出して

長々と書いてしまいました。


さて

来月はホワイトデー


ホワイトデーは特に予約が必要な

限定のお菓子はご用意しません。


通常の焼き菓子を

ひたすらひたすら仕込みます。


申し訳ございません。





































特に今年は


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